ICO 割れしない ICO を見つける! 5つのチェックポイント
- 2018.09.09
- 仮想通貨

はじめに
「よくわからないまま買ってしまった ICO、今じゃ 1/10 の価格になっちゃった!」
「ICO 割れで、損しちゃった!」
「もう ICO じゃ稼げないから、ICO は買ってないよ。」
こんな話し良く聞きます。
実に ICO の83%(2018 年 5 月時点)が ICO 割れ(購入価格よりも、上場後の価格が下がってしまうこと)しています。
そんな中でも、ICO 割れせずに、地合いの悪い中でも順調に価格を伸ばしていっている ICO もあります。
実際、価格上昇する ICO を買えれば、セントラリティのセンズ、プンディックスのように、上場後一気に資産が 10 倍になる銘柄もあります。
コインをトレードするには、ある程度の知識や技術が求められるのに対し、ICO は買って上場するのを待ち、上場後に売ればいいだけなので、取り組みやすい投資とも言えます。
この記事では、私が 30 以上の ICO を買った中で分かった、ICO 割れしない ICO の見つけ方を5つのチェックポイントにまとめました。
参考にしてみてくださいね。
1.取得価格 < 上場価格
1つ目のチェックポイントは、取得価格が上場価格と比べて安いかどうかです。
まず、このシンプルな公式を頭に入れてしまいましょう!
ICO は如何に安く買えるか?が勝負です。
✔上場価格よりも、どのくらい有利な価格で買える?
✔ボーナスは何%つくのか?
✔縁故枠やプライベートセールで買えるのか?
上場価格が公表されている場合が多いです。
1コイン(トークン)辺り何米ドル(USD)になるのか、上場価格と比較して、いかに安く買えるかを確認してください。
縁故枠、プライベートセールは、従来は、最低でも1BTC からのものが多かったのですが、最近は、1ETHからでも投資できるものも増えてきました。
私からも、縁故枠や良い ICO 案件などは紹介していきますから、楽しみにしていてくださいね。
2.SNS は盛り上がっている?
ICO のプロジェクトは、主にツィッター(Twitter)やテレグラム(Telegram)で情報発信をしています。
ツィッターやテレグラムで該当の ICO プロジェクトを見てみると、
・人気がある ICO なのか?
・運営側は積極的に情報発信しているのか?
・開発は進められているのか?
こういった状況が見えてきます。
具体的には、下記のようなポイントを見ます。
・フォロワーもしくはメンバーが多いほど、認知度が高く、参加した人も多い ICO プロジェクトと言えます。
・投稿数はどのくらいあるのか?(テレグラムは分かりませんね)。どのくらいの頻度で投稿されているか?
例えば、ICO割れしなかった、PAIコインを見てみると、Telegram グループのメンバーの投稿数がとても多かったのです。色々な言語で投稿されていますが、それだけ期待値が高く、人気のある銘柄だということが分かりました。
ICO 割れして、価格が10分の1以下に下がってしまった、Lead coin とテレグラムの状況を比べてみましょう。
メンバー数 | 投稿頻度 | |
PAI | 26,093 | 30 倍(Lead coin と比べて) |
Lead | 12,203 | ― |
PAI の登録者は、2 倍強にも関わらず、投稿数は単純計算で 30 倍程度ですから、PAI の期待値もそれだけ高いことが分かります。
3.日本だけで盛り上がっている?
日本だけで盛り上がっている ICO は ICO 割れを起こしています。
例として、Patron や Wowbit が上げられます。両方共、日本発の ICO です。
Patron のテレグラム(英語)のメンバー数は 397 人と少ないです。一方ツィッターは、久積さんが日本語も交えて情報発信しており、フォロワーは、1082 人。
Patron も、Wowbit も海外展開を積極的に推進していますので、今後の値上りが期待できるかもしれません。お持ちの方は、しばらくガチホ戦略でいきましょう。
4.似たような ICO なかった?
似たようなマーケティングをして、似たような購入者層がいる ICO は、上場後の値動きが同じようになります。
例えば、Gackt がメ ンバーの Spindle と前述のPatron。
両者とも、日本のアフィリエイター達が販売し(似たようなマーケティング)。購入者層が同じ(似たような購入者層)です。
全ての方がそうとは言いませんが、ホワイトペーパーなども目を通さずに、販売文句につられて購入された、言わば、暗号通貨初心者の方が多いと想像できます。
この場合、上場後に値段が下がってくると、怖くなって投げ売りしてしまう人が多いのです。
そうなると、下記のような、右肩下がりで、下がりきった所で落ち着くというチャートになります。
Spindleのチャート
Patronのチャート
同じ販売者から購入する場合も、情報源が同じ国だったり、同じチームだったりするので、似たような ICO の結果になる可能が高いとも言えます。こういった点もチェックしてみてくださいね!
5.開発者は信用できる?
集団訴訟にまで発展した『with コイン』の例で、「誰が係わっているのかの確認は、本当に大事だなー」と思われた方いらっしゃったのではないでしょうか?
With コインは、HitBTC に上場後、価格が 1/10 に下落しました。その後上場廃止となっています。
価格が 1/10 に下がった ICO は他にも沢山ありますが、中でも With コインは、ホワイトペーパーに記載のある発行枚数が突然増えたり、フィリピンのカジノとの提携が虚偽だったり、と沢山の項目が、虚偽だったことが問題となりました。
With コインの開発者の松山光市さんですが、前歴の情報が出てこず、偽名なんじゃないかと言われています。
通常、信頼できる開発メンバーの場合、前歴で、「◯◯コインの開発に携わっていました。」という説明があります。
開発者の経歴や実績などから信頼できるのかどうかは、必ずチェックが必要ですね!
以上、5つのチェックポイントから、ICO 割れしないICO を見つけてくださいね!
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