ERC20?ERC221?ERC731?
- 2018.09.13
- 仮想通貨

Ethureum(イーサリアム)ベースのICO(TGE)に参加したことがある人は、「●●トークンはERC20だ」という言葉を一度は聞いたことがあるでしょう。
ERC20、ERC221、ERC731と聞いて、その違いまで分かる方は立派な暗号通貨オタクだと思います(笑)
今日はこのERCについて簡単に解説しますね。
ERC
イーサリアムの標準規格のこと。
ERCはEthumeum Request for Commentsの頭文字を取った表記で、「ERC20」のように振られた数字は規格が開発された順番を示している。
ERC20、ERC221、ERC731はこれらの規格の中で特にメジャーで採用事例が多くなっている規格。
ERC20
2014年に開発された最もメジャーな規格です。
コードを書ける人であれば比較的簡単に作成できるのが特徴です。
現在のTGEで発行されるトークンのほとんどがこの規格に準拠しています。
採用例:Augur、OmiseGO、Qtum
ERC221
ERC20を発展させた規格で、下記2点の機能が付与されています。
・送信先アドレスが存在しない場合に送信元にトークンが返却される
・送金手数料(Gas)が安く済む
採用例:eDogeCoin
ERC731
ERC20を発展させた規格で、トークンに代替不可能性の機能が付与されています。
イーサリアムのトランザクションが混雑する原因となった「CryptoKitties」という猫を育成するゲームでこの規格が採用されています。
この規格のおかげで猫(トークン)に代替不可能性が付与され、他の猫と交換できない「私だけの猫」たらしめているというわけですね。
採用例:CryptoKitties、Decentraland
最後に
今日の話は少しマニアックですが、今後イーサリアムの採用が増えることを考えれば、知っていて損はない知識です。
技術的な知識の習得はつい面倒に感じてしまいますが、同じ投資家として一緒に学んでいきましょう!
ちなみに↑で登場する猫ゲームはコレです!
https://www.cryptokitties.co/
遊び方(稼ぎ方?)については下記参照。
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